本日のPP会では、Handbook of Positive Psychologyより「Sharing One's Story」(p573~)の紹介がありました。
問いとしては、
感情体験を書いたり話したりする利点はあるのか?
ひとに秘密を共有するように勧めるのは、精神的・心理的な健康を促進することになるのか?
があげられていました。
トラウマとなるような経験、感情を語ること、記述することのポジティブな影響について
認知的プロセスの視点や社会的プロセスの視点などから学ぶことができました。
報告資料はこちらです。
以下、中山のツイートから。
3つのプロセス。トラウマなど抑制しているものの開示の働き、記述の中のポジティブ感情単語とネガティブ感情単語といった感情カテゴリと因果をあらわす単語(because, reason)と洞察を表す単語(understand, realize)という認知的カテゴリの働き、社会的プロセス
社会的プロセスには、記述することによるソーシャルサポートの獲得、Synchrony社会的統合に妥当な言語的構成要素、感情の伝染、社会的統合を促進など。
経験を言葉に置き換えることで人は考えや感情を抑制するのをやめ、考えを組み立て、トラウマとなった経験に意味を見出し、そして社会的ネットワークに再統合する。
PP会は、2004年に始めた勉強会です。毎回担当者が題材を持ちより、プレゼンテーション・ディスカッションを通じてPositive Psychologyに対する理解とその保健医療看護への応用について考えることを目的としています。
メンバーのバックグラウンドも、看護学、健康社会学、保健学、心理学、医学など、多岐にわたっています。所属も幅広い大学や研究所などです。
開催場所は、聖路加国際大学(旧聖路加看護大学)です。
参加希望者は中山までメールをください。
2013年7月22日月曜日
2013年6月7日金曜日
サポートグループがなぜポジティブな効果をもたらすのか?
本日は大坂さんの発表で、「サポートグループがなぜポジティブな効果をもたらすのか?」というテーマで行われました。
報告資料はこちらです。
サポートグループで起こっていることについて紹介があり、それを踏まえて、
Positive Psychology的な視点から見ると以下のこととつながるのでは?という報告でした。
Shearing one’s story
Humor
共感と愛他主義(Empathy and Altruism)
Benefit findings
Resilience, Hardiness
人生の意味の発見
自己価値の回復
エンパワーメント
Hope
Posttraumatic growth
報告資料はこちらです。
サポートグループで起こっていることについて紹介があり、それを踏まえて、
Positive Psychology的な視点から見ると以下のこととつながるのでは?という報告でした。
Shearing one’s story
Humor
共感と愛他主義(Empathy and Altruism)
Benefit findings
Resilience, Hardiness
人生の意味の発見
自己価値の回復
エンパワーメント
Hope
Posttraumatic growth
2013年4月11日木曜日
次回は、サポートグループがなぜポジティブな効果をもたらすのか?
次回のPPの会は以下の予定で行います。
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●日時:2013年6月7日(金)18時半~
●場所:聖路加看護大学506
●内容:「サポートグループがなぜポジティブな効果をもたらすのか?」
●発表者:大坂和可子(聖路加看護大学博士後期課程2年)
●内容
今回はがん患者のサポートグループに関する文献から得られた知見と
これまでのサポートグループファシリテーターの経験をもとに以下の内容を
ご紹介する予定です。
・サポートグループとは?(セルフヘルプグループとの違いは?)
・サポートグループのポジティブな効果にはどのようなものがあるのか?
・サポートグループの中で何がおきているのか?
・サポートグループがポジティブな効果をもたらすには何が重要な要素となるのか?
そしてみなさんとグループのもつ力について考えたいと思います。
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ご参加をお待ちしております。
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●日時:2013年6月7日(金)18時半~
●場所:聖路加看護大学506
●内容:「サポートグループがなぜポジティブな効果をもたらすのか?」
●発表者:大坂和可子(聖路加看護大学博士後期課程2年)
●内容
今回はがん患者のサポートグループに関する文献から得られた知見と
これまでのサポートグループファシリテーターの経験をもとに以下の内容を
ご紹介する予定です。
・サポートグループとは?(セルフヘルプグループとの違いは?)
・サポートグループのポジティブな効果にはどのようなものがあるのか?
・サポートグループの中で何がおきているのか?
・サポートグループがポジティブな効果をもたらすには何が重要な要素となるのか?
そしてみなさんとグループのもつ力について考えたいと思います。
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ご参加をお待ちしております。
フローの研究
今年度最初のPP会が行われました。
内容は以下の通りでした。
日時:2013年4月5日(金)18時半~
●場所:聖路加看護大学506
●内容:「自律訓練法によるスポーツ・フローの向上」
●発表者:谷木龍男(清和大学)
●内容:フロー (flow) は、Seligmanと共にポジティブ心理学を立ち上げたCsikszentmihalyiが提唱した概念です。今回、紹介させていただく発表は、スポーツ体験の質をフローの観点から捉えた上で(スポーツ・フロー)、セルフモニタリング&リラクセーション技法である自律訓練法 (Autogenic Training) によるスポーツ・フローの向上を実証したものです。
簡単に印象に残った点を書きます。楽しさ=フローは自己と環境の相互作用で、適度な挑戦と適度なスキルから生まれ、フローの既存尺度では挑戦とスキルを測っているものが多いということでした。それはむしろ条件なので、フローそのもの=アウトカムの測定が課題だと思われます。それを、スポーツにおいて測定しようと試みた研究でした。話の中で、「楽しい体育」は失敗したという話がありました。自主的にできるよう環境の調整をしただけでは自分だけではできない生徒や学生が生まれたということです。たとえば練習が厳しく(かつて?のように体罰当たり前とか)、それだけでは楽しくない環境であったとしても、それに合わせて自分で調整して楽しめる力こそが必要だと。そこで自律訓練法が有効なのではというものでした。
フローの尺度については、主体と環境(あるいは条件)の両面からとらえられるものが開発できないものかと思われました。環境の部分は学習のために必要な環境と重なっていて、楽しく学習(あるいは成長のほうがいいか)している状況をとらえることの検討になるのではないかと考えられました。
内容は以下の通りでした。
日時:2013年4月5日(金)18時半~
●場所:聖路加看護大学506
●内容:「自律訓練法によるスポーツ・フローの向上」
●発表者:谷木龍男(清和大学)
●内容:フロー (flow) は、Seligmanと共にポジティブ心理学を立ち上げたCsikszentmihalyiが提唱した概念です。今回、紹介させていただく発表は、スポーツ体験の質をフローの観点から捉えた上で(スポーツ・フロー)、セルフモニタリング&リラクセーション技法である自律訓練法 (Autogenic Training) によるスポーツ・フローの向上を実証したものです。
簡単に印象に残った点を書きます。楽しさ=フローは自己と環境の相互作用で、適度な挑戦と適度なスキルから生まれ、フローの既存尺度では挑戦とスキルを測っているものが多いということでした。それはむしろ条件なので、フローそのもの=アウトカムの測定が課題だと思われます。それを、スポーツにおいて測定しようと試みた研究でした。話の中で、「楽しい体育」は失敗したという話がありました。自主的にできるよう環境の調整をしただけでは自分だけではできない生徒や学生が生まれたということです。たとえば練習が厳しく(かつて?のように体罰当たり前とか)、それだけでは楽しくない環境であったとしても、それに合わせて自分で調整して楽しめる力こそが必要だと。そこで自律訓練法が有効なのではというものでした。
フローの尺度については、主体と環境(あるいは条件)の両面からとらえられるものが開発できないものかと思われました。環境の部分は学習のために必要な環境と重なっていて、楽しく学習(あるいは成長のほうがいいか)している状況をとらえることの検討になるのではないかと考えられました。
2013年2月10日日曜日
次回は2月12日で「サルトジェニックカフェ」(健康生成カフェ)の取り組みの紹介
次回のPP会は、次の通りです。
●日時:2013年2月12日(火)18時半~●場所:聖路加看護大学506 ●内容:「サルトジェニックカフェ」(健康生成カフェ) の取り組みの紹介 筑波大学 平井 康仁
メンタルヘルスの予防が叫ばれる中、セルフケア・ラインケアなど、3次予防・ 2次予防については徐々に浸透しているように感じます。ここにきて多くの職場や労働者から望まれる声が徐々に1次予防に 変わりつつあります。そこで現在、某事業所において「サルトジェニックカフェ」( 健康生成カフェ)を開催し、1次予防を目指しています。
今回はこの取組について御紹介し、討論できれば幸いです。 (ワールドカフェを参考にしたものです)
●日時:2013年2月12日(火)18時半~●場所:聖路加看護大学506 ●内容:「サルトジェニックカフェ」(健康生成カフェ)
メンタルヘルスの予防が叫ばれる中、セルフケア・ラインケアなど、3次予防・
今回はこの取組について御紹介し、討論できれば幸いです。 (ワールドカフェを参考にしたものです)
マインドフルネス療法のメタアナリシス
2012年12月10日(月)の発表は、孫大輔さんからマインドフルネス療法のメタアナリシスの紹介でした。
Mindfulness-based stress reduction and health benefits. A meta-analysis.
研究は少ないが結構な大きな効果サイズであること、マインドフルネス療法Mindfulness-based stress reduction (MBSR)を実際に経験したメンバーから>内容の紹介などがあり、他の療法との違いなどについて議論がありました。基本的には、瞑想によって、自分をより上位から見て、そのありのままの自分を受け入れるというもの。これが誰にもできるかどうか、できていることに気づけるかどうか、それができれば確かに効果があるかもという話がありました。
Mindfulness-based stress reduction and health benefits. A meta-analysis.
研究は少ないが結構な大きな効果サイズであること、マインドフルネス療法Mindfulness-based stress reduction (MBSR)を実際に経験したメンバーから>内容の紹介などがあり、他の療法との違いなどについて議論がありました。基本的には、瞑想によって、自分をより上位から見て、そのありのままの自分を受け入れるというもの。これが誰にもできるかどうか、できていることに気づけるかどうか、それができれば確かに効果があるかもという話がありました。
2012年10月25日木曜日
次回のテーマはマインドフルネス療法です。
次回のご案内です。
●日時:2012年12月10日(月)18時半~
●場所:聖路加看護大学506
●報告者:孫大輔(東京大学)
●テーマ:マインドフルネス療法に関する文献紹介
今回は、第三世代の認知行動療法とも言われる「マインドフルネス認知療法」に
ついての文献を紹介します。日本の禅や瞑想などをもとに、1991年にシーガルら
により開発されたマインドフルネス認知療法は、ランダム化試験でうつ病患者に
対しての再発予防効果などが認めらているそうです。
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