2014年3月17日月曜日

コントロール感覚(sense of control)を持つ能力

本日は戸ヶ里泰典さんからテーマ:"personal control and mastery"で報告がありました。

Perceived controlとは、困難な環境の中でmeaningful lifeを見つけるための能力で、適応機能だけでなく、 コントロール感覚を維持するための能力です。

報告の資料はこちらです。

2014年3月13日木曜日

次回の報告です。

次回のPP会は次の予定です。
参加をお待ちしています。

日時:2014年3月17日月曜日18時30分~
場所:聖路加看護大学5階506
担当:戸ヶ里泰典さん

テーマ:"personal control and mastery"

紹介文献(以下から所々抜粋で報告する予定です)

Zarit, S.H., Pearlin, L.I., Schaie ,K.W. (2003). Personal control in social and life course context. New York: Springer

Aneshensel, C.S., Phelan, J.C., Bierman, A. (2013). Handbook of the Sociology of Mental Health 2nd ed. New York: Springer

Avison, W.R., Aneshensel, C.S., Schieman, S., Wheaton, B. (2010). Advances in the conceptualization of the stress process. New York: Springer

2014年1月31日金曜日

近年のフロー研究の歴史的系譜と外観

本日の報告は、清和大学の谷木龍男さんから「近年のフロー研究の歴史的系譜と外観」というテーマで行われました。

フローとは、人が内省的な自己意識を伴わず、深い統制感を持って、ある活動に完全に没入している時の状態。最適体験。


フローの理解を深めるディスカッションやフローをどう測定するのか、
測定の限界はどんなところにあるのか今後の研究の可能性についてなど
さまざまなディスカッションができ大変有意義な時間でした。



2013年10月11日金曜日

Resilience in Development

本日は、聖路加看護大学博士院生の砂見さんの報告で、HandBook of Positive Psychologyより 「Resilience in Development」p117~132でした。


報告資料はこちらです。


以下、中山のツイートから。


レジリエンスを変数の関連から見た4つの効果。riskとassetによるポジティブな適応への主効果、riskのポジティブな適応への影響に対する緩衝効果、riskとポジティブな適応の間にassetが入る媒介効果、riskを予防する効果。


変数ではなく、人に焦点を当てたモデル。リスクの高低と適応の高低の2軸で、4つのグループ。リスクが高くても適応しているレジリエント群、リスクが高く適応できない不適応群、リスクが低く適応しているcompetent/unchallenged群、リスクが低く適応も低い高い脆弱性群。


レジリエンスというのは資質や能力かと思っていたが、リスクや逆境があってもポジティブに適応していく現象、その組み合わせによるプロセスを指すもので、それがなぜ起こるのかを解明しようというもの。それがわかればハイリスクの子供でも適応できる方法が見つかるから。


これはやはりあくまで子供の発達の研究での視点で、子供たちを外から客観的に見た世界の話であった。大人のレジリエンスについては、またあらためてだなあ。



2013年7月22日月曜日

Sharing One's Story

本日のPP会では、Handbook of Positive Psychologyより「Sharing One's Story」(p573~)の紹介がありました。

問いとしては、

感情体験を書いたり話したりする利点はあるのか?
ひとに秘密を共有するように勧めるのは、精神的・心理的な健康を促進することになるのか?

があげられていました。

トラウマとなるような経験、感情を語ること、記述することのポジティブな影響について
認知的プロセスの視点や社会的プロセスの視点などから学ぶことができました。

報告資料はこちらです。



以下、中山のツイートから。

3つのプロセス。トラウマなど抑制しているものの開示の働き、記述の中のポジティブ感情単語とネガティブ感情単語といった感情カテゴリと因果をあらわす単語(because, reason)と洞察を表す単語(understand, realize)という認知的カテゴリの働き、社会的プロセス

社会的プロセスには、記述することによるソーシャルサポートの獲得、Synchrony社会的統合に妥当な言語的構成要素、感情の伝染、社会的統合を促進など。

経験を言葉に置き換えることで人は考えや感情を抑制するのをやめ、考えを組み立て、トラウマとなった経験に意味を見出し、そして社会的ネットワークに再統合する。

2013年6月7日金曜日

サポートグループがなぜポジティブな効果をもたらすのか?

本日は大坂さんの発表で、「サポートグループがなぜポジティブな効果をもたらすのか?」というテーマで行われました。

報告資料はこちらです。


サポートグループで起こっていることについて紹介があり、それを踏まえて、

Positive Psychology的な視点から見ると以下のこととつながるのでは?という報告でした。

 Shearing one’s story
 Humor
 共感と愛他主義(Empathy and Altruism)
 Benefit findings
 Resilience, Hardiness
 人生の意味の発見
 自己価値の回復
 エンパワーメント
 Hope
 Posttraumatic growth

2013年4月11日木曜日

次回は、サポートグループがなぜポジティブな効果をもたらすのか?

次回のPPの会は以下の予定で行います。

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●日時:2013年6月7日(金)18時半~
●場所:聖路加看護大学506
●内容:「サポートグループがなぜポジティブな効果をもたらすのか?」   
●発表者:大坂和可子(聖路加看護大学博士後期課程2年)
●内容

  今回はがん患者のサポートグループに関する文献から得られた知見と
 これまでのサポートグループファシリテーターの経験をもとに以下の内容を
 ご紹介する予定です。

  ・サポートグループとは?(セルフヘルプグループとの違いは?)
  ・サポートグループのポジティブな効果にはどのようなものがあるのか?
  ・サポートグループの中で何がおきているのか?
  ・サポートグループがポジティブな効果をもたらすには何が重要な要素となるのか?

 そしてみなさんとグループのもつ力について考えたいと思います。

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ご参加をお待ちしております。