2016年8月2日火曜日

8/1 PPの会開催報告

8月1日(月) 18:30~20:30
Positive Psychologyの会が開催され、10名の参加がありました。

プレゼンターは東京慈恵会医科大学 医学部看護学科 講師 大坂和可子さんでした。
テーマは「ピアのナラティブ情報は健康課題の意思決定にどのように影響するのか?」ということで、大坂さんがこれまで取り組んでこられたサポートグループでのピアサポートについて、そして博士論文で取り組まれた乳がんの術式選択にナラティブを情報を加えた意思決定ガイドの開発と評価のプロセスを丁寧にご紹介くださいました。
ディスカッションでは、”ナラティブ”の概念や開発された意思決定ガイドの具体的な内容、結果の解釈について熱く議論されました。

意思決定支援の研究が徐々に増えてはおりますが、ディシジョンエイドの開発は日本ではまだまだ少ないので、大坂さんは先駆けとなる研究をされておられます。
現在論文投稿中とのことですので、公開が楽しみです。

大坂さんありがとうございました。

次回のPPの会は9月下旬~10月上旬頃を予定しております。
詳細はまたメーリングリストで配信させていただきます。


 PPの会の後は、恒例の食事会☆6名が参加し、ワインで乾杯しました。
研究から政治のこと、夏休みのことなどで盛り上がり、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまった8月最初の日でした。