2020年4月28日火曜日

【開催延期】4/28(火)PPの会

こちらのブログへのご連絡が遅くなりましたが、
本日のPPの会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
【延期】とさせていただきます。
次回開催の日程につきましては、感染が終息し落ち着きましたら、
改めてご連絡させていただきます。

それでは、皆様どうぞお身体ご自愛くださいませ。


2020年2月10日月曜日

2/3 PPの会の開催報告

2月3日に開催されたPPの会の開催報告です。
参加者は8名でした。

2020年2月3日(月)18:30~
場所:聖路加国際大学 本館506教室
担当:谷木龍男先生(清和大学)
テーマ:文献紹介
 M. M. Vainio, D. Daukantaite,. Grit and Different Aspects of Well-Being:
 Direct and Indirect Relationships via Sense of Coherence and Authenticity.
 Journal of Happiness Studies.

・今回読んだ論文は、グリットがSOC(Sense of Coherence)を媒介してウェルビーイング
 と関連するか、という研究でした。
・グリット(Grit)とは、「長期目標に対する情熱と忍耐」(Duckworth et al., 2007)であ 
 り、生涯に渡る学業成績、新任教師の最初に赴任校での管理能力と教育力、スペリン
 グ・ビーの成績、過酷な軍事訓練の継続、結婚の継続、エクササイズルーティンの継続
 などを予測することがわかっています。見通しがなくても、頑張り続ける意味が分から
 なくても、頑張れる、「やり抜く力」を指しています。
・論文では2つの研究が行われ、研究1では大学生を対象に、研究2では卒業生を対象に、
 グリットと様々なwell-being(人生満足感SWL、人生の調和HIL、心理的ウェルビーイン
 グPWB)との関係、これらの関係がSOCと本来感(Authenticity)に媒介されているか検討
 すること、社会人口学的変数(性別、年齢、教育レベル)がグリットと関連しているか
 を、調整媒介分析を用いて検討されました。
・結果は、グリットは、well-beingのすべての側面と正に関係しており、SOCと本来感は
 有意な媒介変数でした(PWBに対しては補完的に、人生満足感と人生の調和に対しては
 間接的に)。

次回の予定は下記となっています。
2020年4月28日(火)18:30~20:30
場所:聖路加国際大学 (教室は4月以降にご連絡いたします)
担当:石井恵美子さん(順天堂大学大学院 医療看護学研究科 修士修了予定)
テーマ:「中国文化を内在化しつつ日本に永住帰国した中国残留日本人孤児のストレス対処力と関係する特性」


2020年1月17日金曜日

次回のPPの会のご案内

先月延期となりました、PPの会の日程についてご案内致します。

日程:2020年2月3日(月)18:30~
場所:聖路加国際大学 本館 506教室
担当:谷木龍男先生(清和大学)
テーマ:文献紹介
M. M. Vainio, D. Daukantaite, Grit and Different  Aspects of Well-being: Direct and Indirect relationships via Sense of Coherence and Authenticity. Journal of Happiness  Studies.
https://www.researchgate.net/publication/284187126_Grit_and_Different_Aspects_of_Well-Being_Direct_and_Indirect_Relationships_via_Sense_of_Coherence_and_Authenticity

今年最初のPPの会です。
ご多用中と思いますが、ぜひご参加くださいませ。

どうぞよろしくお願い致します。


2019年11月5日火曜日

10/10 PPの会の開催報告

10月10日に開催されたPPの会の開催報告です。
参加者は6名でした。

10月10日(木)18:30~
場所:聖路加国際大学 本館506教室
担当:中山和弘先生(聖路加国際大学)
テーマ:文献紹介
 Carol D. Ryff., et al. 
 Culture, inequality, and health: evidence from MIDUS and MIDJA comparison. 
 Cult Brain. 2015; 3(1): 1-20.

・今回読んだ論文は、健康格差と社会的決定要因との間にある心理社会的要因について、
 なぜ社会階層が低いと健康が悪いのか、という内容についてのレビュー論文でした。
 アメリカと日本において行われた、大規模追跡調査の結果を基に、アメリカと日本の
 比較が検証されました。
・アメリカではmastery(sense of control)、psychological well-being、anger、
 maternal nurturance(養護性)、personality traits(性格特性)が挙げられていました。
 自分のことがコントロールできる感覚が高い人、ポジティブな感情を持っている人、
 怒りを表出できる人、養護者にしっかりと育てられた人であれば、低学歴・低所得
 でも健康への影響を排除できるということがわかりました。
・一方、日本においては、interdependence(relational harmony)、つまり相互依存、
 人間関係の和が挙げられていました。また、日本はネガティブな感情、ポジティブな
 感情、両方を訴える、弁証法的(dialectical)スタイルで、感情表出として中庸
 (middle way)であることが、東アジアにおける文化的な特徴として挙げられて
 いました。
・ディスカッションでは、この調査において、社会的決定要因を何として設定していた
 のかという疑問や、日本においてもmasteryは必要であることなどが話題に出ました。

次回の予定は下記となっております。
2019年12月12日(木)18:30~
場所:聖路加国際大学 本館 506教室
担当:谷木龍男先生(清和大学)
テーマ:文献紹介
 M. M. Vainio, D. Daukantaite,. Grit and Different Aspects of Well-Being: Direct and Indirect Relationships via Sense of Coherence and Authenticity. Journal of Happiness Studies. 



2019年8月16日金曜日

7/30 PPの会の開催報告

7月30日に行われたPPの会の開催報告です。
参加者は7名でした。

7月30日(火)18:30~
場所:聖路加国際大学本館 506教室
担当:戸ヶ里泰典先生(放送大学)
テーマ:文献紹介(前回の続き)
Ryff CD. Psychological Well-Being Revisited: Advances in the Science and Practice
 of Eudaimonia. Psychother Psychosom 2014; 83: 10-28.

・今回は、前回の論文の続きで、心理的ウェルビーイング(Psychological well-being)
 に関する臨床研究や介入研究、今後の課題について読みました。
・様々な介入研究の結果、well-beingと精神疾患との関連が明らかとなり、いずれも
 身体的健康、生物学的機能、神経生理学的にも効果が認められ、全般的にwell-being
 を高めることがわかりました。
・アメリカで行われているMIDUSと合わせて、日本でもMIDJA(Midlife in Japan)が
 長期的な大規模追跡調査として行われていました。
・しかし、Ryffが示した心理的ウェルビーイングの6つの主要な次元に対し、何が
 どのように関わっているか、ということまでは明らかになっていませんでした。
・今後、異なる水準(現象学、生物学、遺伝学、神経科学など)にまたがる分析が必要に
 なりそうです。

次回の予定は下記となっています。
10月10日(木)18:30~
場所:聖路加国際大学 本館506教室
担当:中山和弘先生(聖路加国際大学)
テーマ:(未定)



2019年6月26日水曜日

6/5 PPの会の開催報告

2019年6月5日(水)に行われたPPの会の開催報告です。

2019年6月5日(水) 18:30~20:30
担当:戸ヶ里泰典先生(放送大学)
テーマ:文献紹介
Ryff CD. Psychological Well-Being Revisited: Advances in the Science and Practice
 of Eudaimonia. Psychother Psychosom 2014; 83: 10-28.

・今回はRyffによって提唱された心理的ウェルビーイング(psychological well-being)についてのレビュー論文の紹介がありました.
・心理的ウェルビーイング概念の説明や心理的ウェルビーイングと性格特性, ライフイベント, 就労, 健康, 生物学的指標の関連性を検討した研究が紹介されていました.
・次回は同じ論文の続きで臨床研究や介入研究, 今後の課題などについて読む予定です.

次回の予定は下記となっております。
7月30日(火)18:30~
場所:聖路加国際大学本館 506教室
担当:戸ヶ里泰典先生(放送大学)
テーマ:文献紹介(前回の続き)
Ryff CD. Psychological Well-Being Revisited: Advances in the Science and Practice
 of Eudaimonia. Psychother Psychosom 2014; 83: 10-28.

2019年5月2日木曜日

4/9 PPの会の開催報告

4月9日(火)に行われたPPの会の開催報告です。
(ご報告が大変遅くなり、申し訳ございません。)
参加者は6名でした。

2019年4月9日(火) 18:30~20:30
テーマ:頸髄損傷者にソーシャルメディアが及ぼす心理社会的効果(影響)
    -リハビリテーション施設利用者の退所後の生活からー
担当:佐久間桃子さん(筑波大学大学院リハビリテーションコース 博士前期課程)

・今回のPPの会では、佐久間さんの修士論文の研究計画「頸髄損傷者にソーシャル
 メディアが及ぼす心理社会的効果(影響)-リハビリテーション施設利用者の退所後の
 生活からー」についてディスカッションを行いました。
・佐久間さんから、頸髄損傷者が受傷し施設退所後、どのような思いを抱いて地域で
 生活しているのか、そして支援の一つとしてピアサポートが挙げられているが、
 どのような課題を抱え、なぜソーシャルメディアに着目したのか、本研究で
 明らかにしたいことについてお話いただきました。
・ソーシャルメディアと一言で言っても、人によって活用方法と内容が幅広いことが
 指摘されました。また、過去10年の間においても、急速にメディアが変化しており、
 時代の流れと合わせて検討する必要性がありそうです。
・ディスカッションの中で、今回の研究で明らかにしたいことが明確になるにつれ、
 研究方法についても、インタビューに限らず様々な方法があることが挙げられました。
 また、ソーシャルメディアの機能については既にレビューが行われている一方で、
 本研究では、どこに新規性を置いているのか、という点についても意見交換が
 行われました。

次回の予定は下記の通りとなっております。
日程:2019年6月5日(水)(10日から変更になりました) 18:30~20:30
担当:戸ヶ里泰典先生(放送大学)
テーマ:文献紹介
  Ryff CD. Psychological Well-Being Revisited: Advances in the Science and Practice 
  of Eudaimonia. Psychother Psychosom 2014;83:10–28.
皆様のご参加をお待ちしております。