参加者は10名でした。
2018年11月1日(木) 18:30~20:30
テーマ:「『困難を乗り越える力』を持った看護職になる」
(日本看護協会機関誌10月号の特集)
担当:1.戸ヶ里泰典先生(放送大学)
「困難に向き合い対処する力」を知る
「SOC」「レジリエンス」「楽観性」「制御感」「 ハーディネス」
2.中山和弘先生(聖路加国際大学)
健康資源の気づき方、見つけ方、生かし方
”つながり”の持つ効果
(日本看護協会機関誌10月号の特集)
担当:1.戸ヶ里泰典先生(放送大学)
「困難に向き合い対処する力」を知る
「SOC」「レジリエンス」「楽観性」「制御感」「
2.中山和弘先生(聖路加国際大学)
健康資源の気づき方、見つけ方、生かし方
”つながり”の持つ効果
・戸ヶ里先生からは、困難に向き合い対処する力として、
SOC、レジリエンス、楽観性、制御性、ハーディネスを説明いただき、
それらの共通点、および高め方についてお話しいただきました。
・SOCの3要素の考え方をどのように捉えていくか、という点については、
関連し合い、相関は高いが、それぞれが独立したものではなく、
3要素違うように機能するものであり、また、一つの人生経験に対する異なる
切り口・見方であるというお話がありました。
・また、SOCの共通点については、ラザルスのストレス対処評価モデルと対比した
ディスカッションが行われました。
・具体的なレベルで、これらの対処する力の理解を深め、
個々の資源とリンクさせながら、自分に合った対処法を見出していくことが
大切になりそうです。
・次に、中山先生からは、健康資源の気づき方、見つけ方、生かし方として、
内外の資源へ気づくこと、ソーシャルメディアの活用、対話の場の活用について
お話しいただきました。
・欧米の看護協会では、ソーシャルメディアの利用方法について注意点が
発信されるほど、SNSを情報源としてだけでなく、学習の場として、
活用されています。
新聞やテレビの情報は、伝え手の考え方で決められた一方向の情報であり、
必ずしも正しい情報とは限りません。
自分自身が、そして患者さん自身が利用しやすいメディアを見出し、
活用していくことが大切になりそうです。
さて、次回は、今回初参加してくださった方にご発表いただきます。
日程:2018年12月10日(月)18:30~20:30
場所:聖路加国際大学 本館506教室
プレゼンター:三村啓人さん(作業療法士 筑波大学大学院)
タイトル:「脳卒中者のSOCとリハビリテーション意欲に関する研究(仮)」
今年最後のPPの会になりますので、皆さま是非ご参加ください!
文責:萩原加奈子