10月のPPの会の開催報告をさせていただきます。
5名の参加がありました。
2016年10月17日(月) 18:30~20:30
プレゼンター:戸ヶ里泰典先生(放送大学)
テーマ:Joseph S, & Sagy S. Positive
psychology in the context of salutogenesis.
in Maurice B. Mittelmark, Shifra
Sagy, Monica Eriksson et al. (eds)
The Handbook of Salutogenesis, Springer International
Publishing AG; Cham,
pp83-88, 2016. 文献紹介
健康生成論とポジティブ心理学の間の架け橋となる、
概念枠組みが提示された論文をご紹介いただきました。
ポジティブ心理学の新たな領域は、
健康生成論のアプローチと共通性を持っていますが、
今まで健康生成論の概念は、ポジティブ心理学の文脈では
ほとんど注目を持たれてきませんでした。
どうして健康生成論に対する注目がなかったのでしょうか?
どちらもストレスや逆境によって、人間が成長し、
well-beingへとつながることに着目しています。
ディスカッションでは、新たに提示された概念枠組みについて意見交換がなされ、
次回以降、改めてポジティブ心理学の各概念を丁寧に学び直してもいいかもしれない、
という声が上がりました。
戸ヶ里先生、丁寧なスライドを作成いただき、ありがとうございました。
次回は、12月5日(月)18:30~開催を予定しております。
発表者は、米倉佑貴先生です。
たくさんのご参加をお待ちしております。
記録:萩原加奈子
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