遅くなってしまいましたが、4月のPPの会の開催報告です。
5名の参加でした。
2017年4月17日(月)18:30~20:30
プレゼンター:米倉佑貴先生(聖路加国際大学)
テーマ:Linda Bolier, Merel Haverman,
Gerben J Westerhof, Heleen Riper,
Filip Smit and Ernst Bohlmeijer. Positive
psychology
interventions: a meta-analysis of randomized controlled
studies.
(2013). Public Health. 13(119). 文献紹介
ポジティブ心理学の介入研究のメタ分析を行った論文を読みました。
文献の概要は、
・全対象者数は、N=6139(介入群:N=4043,対照群:N=2096)。
大学生を対象とした介入が多く(17件)、高齢者を対象としたものは2件。
・介入期間は1日〜10週間を超えるものもあった。
・アウトカムは、SWB(Subjective Well-being)を測定したものが28件、
PWB(Psychological Well-being)を測定したものが20件、抑うつを測定した
ものが14件だった。
・ポジティブ心理学の介入はSWB、PWBの向上,抑うつ症状の抑制に効果がある
と考えられた。
ディスカッションでは、
全体として効果があるのがわかったけれど,個々のプログラムが応用している
理論ごとの効果の違いについてもわかるとよかったという議論をしました。
次回は、以下を予定しています。
日程:2017/06/26 (月) 18:30~20:30
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