2017年7月18日火曜日

6/26 PPの会の開催報告

6月のPP会の開催報告です。
5名の参加でした。

2017年6月26日(月)18:30~20:30
プレゼンター:谷木龍男先生(清和大学)
テーマ:「ウェルビーイングの設計論」全二部の内、第一部の紹介
    (https://goo.gl/KL5REg)
    (第一部が歴史・理論、第二部が各論となっています)

・第一部は、ポジティブ・コンピューティングの概論について書かれていました。
 テクノロジーとウェルビーイングをどのように掛け合わせることができるのか、
 ウェルビーイングの心理学の基盤からポジティブ・コンピューティングの手法
 まで書かれていました。
・ウェルビーイングと直接的な関係にあるとされる心理的な構成概念として、
 有能感、情緒的安定、没頭、意義、楽観性、ポジティブ感情、良好な人間関係、
 心理的回復力、自尊心、活力が挙げられていました。
 (各構成要素については、第二部にて紹介予定)
・ポジティブ・コンピューティングとは「テクノロジーを用いて、個人の経験を
 構造化し、拡大し、差し替えることで、その経験の質を改善する科学的・応用的
 アプローチ」のこと。
・たとえば、モバイルヘルス機器を用いて、個々人の行動・睡眠・食習慣などを
 定量化する(quantified self)ことで、従来の画一的なメッセージから、
 一人一人にあった多様なメッセージが発信されるようになった、など。

全てがデータ化されることで、自分自身のことや生活を理解することができ、
それはまるでテクノロジーに支配されている様ですが、
最終的に決定するのは「自分」であることに変わりはない、
など色々なディスカッションが行われました。

次回以降は、今回ご紹介いただいた本の続きを予定しています。
日程:2017/9/4(月) 18:30~20:30
担当:谷木龍男先生(清和大学)
内容:「ウェルビーイングの設計論」(https://goo.gl/KL5REg)
   第5・6・7章

日程:未定
担当:戸ケ里泰典先生(放送大学)
内容:「ウェルビーイングの設計論」(https://goo.gl/KL5REg)
   第8・9・10・11章


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